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私たちが取り組んでいること

0から1を作るということ

2021.01.28 金田の見つめる先

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 コプログループでは例年年明け、全グループ会社の役員陣から、社員へ向けた新年の挨拶の場を持っています。これまで本社社員はひとつの会議室に集まりこの場を持っていましたが、今年はコロナウイルス感染拡大の影響から、全社員オンライン参加とし、リアルタイム配信にて実施となりました。
 
 その際役員の一人が、「0から1を作る」ということについて話をしてくれていました。この話を聞いて私は、これまで社員に向けて、コプロシステム並びにコプログループ全社の成長のためには、「0から1を作るための挑戦は、しなければならない挑戦ではなく、することが大前提の挑戦である」と伝えて来たことを思い返しました。
 
 これまで我々は様々な挑戦をしてきましたが、グループとして2021年を迎えた今、改めてもう一度、色々な所で0から1を作り出す挑戦をしていかねばと強く感じています。
 
 

歩んで来た道を経て

 昨年我々はマーケティング会社として、来場管理ソリューションQ-PASS(キューパス)のオンライン対応や、日本で働きたいミャンマー人向けのコミュニティMJCSN(Myanmar Japan Career Success Network)の立ち上げ等、「人が集まる場所を作る」という新たな挑戦を始め、自分達で実証実験をしながら進めてきました。その中で私は、0から1を作る時、「これまでの延長線上」で1を作ろうとすることが重要なのかもしれないと気付いていきました。
 
 過去に何度か触れていますが、MJCSNにて進行しているビジネススクールオープンへの挑戦も、株式会社GGM JAPANがもともと海外人材のキャリア形成を支援するというテーマを持っていたことから発想し、そのためには人材育成を視野に入れることが必要不可欠であると考え、プロジェクトをスタートさせたという経緯があります。
 
 今まさに推し進めているグローバル漫画検定への挑戦も(これについては後日詳しくお話し出来ればと思いますが)、当初社員達は「金田はいきなり何を始めたのか?」という印象を抱いていたのではないかと思いますが、実は私自身、20代の頃に漫画で物事を解説する内容の書籍制作に携わり、その際とてもご好評いただけた経験がありました。
 
 このように、まったく見当もつかない所からアイディアが降ってきたのではなく、我々が携わってきた領域の中から新たな挑戦の種を見つけて来ることが出来たのだなと、昨年の挑戦を振り返る中で改めて発見がありました。当社にまだないものを補填してもらう意味で、社外の方々にも大変お世話になりながら、我々が0の状態から1を作ることをサポートしていただき、ここまで成長して来ることができました。
 
 

それぞれの「挑戦」

 我々は現状に満足せず、今年ももっと0から1を増やしていきたいと思っています。
 
 この1は、これまでお話ししてきた通り、「会社として新しいものを見出せるかどうか」ということはもちろん、社員全員がそれぞれ「1を生み出そう」という気持ちを持った上で、会社全体に変革をもたらせる様な発想をしていけるかどうかということも含まれると思っています。
 
 例えば社内にある管理部門には「守り」のイメージがあるかと思います。会社全体を、決められた規定やルールに沿いながら管理することで、日々社員や業務を守ってくれていることは確かです。それでは管理部門には0から1を作るような挑戦をする機会がないかといえば、私はそうではないと思うのです。
 
 今あるものを守るためには、その「今」が変化していく以上、守る側としても変化や改善が常に必要になるのではないでしょうか。そう考えると日々が挑戦であふれているように思えて来ます。
 
 上記は一例ですが、「自分の仕事の中で」という表現に書き換え、業務に対し挑戦していける人が、今年社内にどれくらい増えていくかがものすごく重要だと考えています。
 
 
 新たなことに挑戦するというのは、もちろん成功と失敗、両方の可能性があります。しかし、我々が今よりもっと社会から役割をいただいていくために、新しいことを濃く、そして広くやっていくことは、もはや「グループ発展のための前提である」という姿勢を改めて認識し、グループ全体で飛躍し続けていきます。
 
(代表取締役社長 金田 浩邦)

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