2025.07.31 | 役員ブログ コプロシステムのシステム開発について

はじめまして。株式会社コプロシステムの常務執行役員の山本と申します。

コプロシステムは、お客様のマーケティング活動を強力に推進する最適なソリューションを作り上げ、継続的にその運用を支援する事業を展開しています。

本ブログでは、当社のシステム開発における取り組みと強みについてご紹介します。

コプロシステムが特に強みを持つ3つの開発分野

1. クライアントの運用にあったファンクラブ・会員管理システムの開発

アーティストやプロスポーツクラブ向けに、ファンクラブ・会員管理システムを開発しています。ファンクラブの会員が使うフロントシステムだけでなく、ファンクラブ事務局が使うバックオフィスのシステムまで合わせて開発しています。会員情報管理や更新手続き、メール配信機能などの基本的な機能から、チケット販売、グッズのオンラインショップ、イベント管理機能やファンとのインタラクションを促進する仕組みも含まれています。また、決済システムや業界共通の基盤システムなど、外部システムとの連携も可能です。
これまでの豊富な実績をもとに、クライアントの運用に合った最適なシステムをご提案します。

2. 運営を効率化する来場管理システムの開発

セミナーやイベントなどの来場管理システムも当社の得意分野です。特に、当社が提供するサービス「Q-PASS」は、500社以上の導入実績があり、1,500以上のイベントで利用されています。「Q-PASS」は、イベントへの参加申し込みからQRコードを使ったチェックインシステムやリアルタイムでの来場者数管理機能を搭載しています。直近ではお客様からのご要望を受け、7月10日より出展者管理機能を追加しており、来場者管理だけでなくイベント管理システムとして、今後もセミナー・イベントで役立つ機能を随時アップデートしていきます。また、それぞれの展示会独自の運用フローなど、「Q-PASS」だけでは対応が難しいご要望については、カスタマイズや専用システムのスクラッチ開発で柔軟に対応します。

3. マーケティング活動を効率化するデータベース構築・運用

当社では創業当初より、雑誌についている専用ハガキによる資料請求の申し込みをシステム化しておりました。最も長くシステム開発・運用をしている分野です。データクレンジング、データベース構築、データ加工などのデータ処理技術を駆使し、クライアントのマーケティング活動の基盤を支え、効率的な業務運営を支援しています。
例えばキャンペーン運用・管理のためのデータ入力、集計、問い合わせ対応、発送データ作成などあらゆるシーンで使用するシステムを開発・運用しています。

システム開発を支えるオフショア開発

上記のファンクラブ・会員管理システムや来場管理システムのWebシステム、モバイルアプリの開発は日本国内だけではなく、ミャンマーのグループ会社のCGM Golden Landでも行っています。コプロシステムでは、10年以上にわたりオフショア開発を活用し、多岐にわたるプロジェクトを成功に導いてきました。この体制は、システム開発の柔軟性と効率性を支える重要な要素です。

一般的なオフショア開発では、国外とのコミュニケーションミスによる問題がしばしば起こります。コプロシステムでは、国内の拠点にミャンマー人のブリッジSEが在籍しており、仕様を現地の言葉でオフショアチームに伝えることで、円滑なコミュニケーションを実現しています。オフショア開発のご経験がない企業様におきましても日本語でコミュニケーションが可能なブリッジSEをご提案いたします。国内のエンジニア不足を解決する1つの手段として、ぜひご検討いただければと思います。当社のオフショアチームは、高度な技術力と柔軟な対応力を兼ね備え、コストパフォーマンスと高品質を両立したシステム開発を提供しています。

弊社では上記のようなシステムを開発・運用していますが、システムを納品して終わりではなく、その後のシステム運用・保守まで、お任せいただいています。

クライアントと継続してお付き合いすることにより、クライアントの業務を深く理解し、機能改修のご提案やシステム以外での課題解決にも取り組んでいます。

まとめ

コプロシステムは、クライアントのニーズに応じて多様なシステムを開発し、業務の効率化と価値創出を支援しています。特にマーケティングの現場で活用されるシステム開発を得意とし、3つの柱を中心に最適なソリューションを提供します。
さらに、オンライン学習プラットフォーム「Q-LEARNING」、個人・小規模事業主向けの発送代行サービス「KOMPO」など、多様なパッケージサービスも展開しています。

今後も、より多くのビジネス課題を解決し、クライアントの成長に寄与できるよう、努力を続けてまいります。引き続き、コプロシステムをよろしくお願いいたします。

常務執行役員   山本 康晴