2020/07/31

第3回:WMSとは?バックヤードの効率化に必須なシステムについて解説!

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こんにちは。
コプロシステムの斉藤です。
 
 コプロシステムではECに関するサイト構築、運用代行、発送代行などの支援を行わせていただいております。今回はその中でもお客様もの大事な商品の発送代行を支えるWMSというシステムについて解説させていただきます。
 
 

WMSとは?

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 WMSはWarehouce Management Systemの略称で、日本語では倉庫管理システムと呼ばれることが多く、簡潔に言うと倉庫内の商品をハンディターミナルとバーコードによってデジタルに管理できるシステムのことです。
 
 倉庫内の商品・製品を管理できるという特性からWMSは通販やECの現場だけでなく、
製造業や卸売業等様々の業種・業界で使用されております。
 
 

ECにおけるWMSの立ち位置

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WMSでできること

入荷管理
 入荷予定表をもとに、どの商品がどのくらい入荷されるのかを把握することができます。
 また、入荷された商品をバーコードで登録することによって、入荷以降の流れをトレース管理できるようになります。
 
保管(在庫)管理
 倉庫内に在庫がどれだけあるのか、また倉庫内のどこに保管されているのかを確認することができます。
 管理画面を共有致しますので、ネット環境さえあればどこからでもWMSにアクセス可能となります。
 
出荷管理 
 出荷対応時のピッキングリストや納品書の作成、引当処理を行い、梱包作業が円滑に進むよう管理します。
 ロットや賞味期限の管理も可能ですので、アパレル~食品まで管理範囲が広い商材も対応が可能です。
 
棚卸管理
 すべての商品を入荷から出荷までバーコードで管理できるので、多くの時間と労力がかかりがちな棚卸を効率的に実施することができます。
 
ラベル・帳票発行機能 等
  入荷された商品を管理するためのラベルや、送り状や梱包明細書等の各種帳票も簡単に出力することができます。
 
 WMSは入荷・保管・出荷・棚卸等倉庫業務に一連の業務をデジタルに管理を行うことができ、それぞれどの商品がどのステータスにあるのかをリアルタイムに把握することができます。
 
 

WMSのメリット

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・人為的なミスを大幅に削減できる
倉庫内の商品は全てバーコードで管理されているため、微妙な商品の形や色の違いによる送付ミスや送付件数のミス等、全て人の手で行うとどうしても発生してしまいがちな人為的なミスを大幅に減らすことができるようになります。
 
・ピッキング等出荷作業の効率化
発送業務で最も時間がかかると言われているピッキング業務も、WMSによりどの商品がどこの保管されているのかが簡単に確認・管理できるようになっていますので、その作業を大幅に効率化することができ、より短時間で多くの出荷作業を行うことができるようになります。
 
・リアルタイムな在庫管理による機会損失の最小化
WMSでは倉庫内の在庫をリアルタイムに確認できるため、適切な在庫管理を行うことができるようになります。そのおかげで在庫がなくて注文を受け付けることができなかった等の機会損失を可能な限り最小化することができるようになります。
 
 
 コプロシステムでは最新鋭のWMSを導入しており、お客様の大切な商品を一つ一つ丁寧に管理しております。また、クラウド型のWMSを導入しているため、お客様側でも管理画面へのアクセスしていただくことで、倉庫内の商品の状況をリアルタイムに把握することが可能です。
 
 また、発送代行業務だけではなく、EC関連業務の運用代行や、サイト構築、プロモーション支援までトータルでサポートさせていただいておりますので、ECについてお困りのことがございましたら是非お気軽に弊社までお問合せください。
 
(営業本部 ECソリューション営業 斉藤 諒馬)