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私たちが取り組んでいること

更なるステップアップを目指し、2022年に挑む

2022.01.14 金田の見つめる先

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 2021年も、前年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で、非常に厳しい中スタートした年だったと思います。

 

 コプロシステムにおいても同様に、厳しい環境の中でのスタートでした。

 そうした環境下でも皆が力を尽くしてくれ、結果、大きく花を咲かすことができた1年だったと感じています。

 

 

個々の成長が全体の品質を高め、お客様の期待に応える

 その大きな花のひとつが、毎年ご依頼いただいている大型発送案件での対応です。営業と現場がチームとして一丸となり協力し合い、また、これまでの経験に基づく各部門の創意工夫が実を結び、数十万件規模の梱包・発送業務を、ミスなく、滞りなくやり遂げ、お客様からお褒めの言葉をいただくことができました。結果、毎年単発の発送案件だったのが、そのお客様から数か月続けてのご発注をいただくことができ、大変うれしく、ありがたい状況になりました。

 

 また、一昨年から対応させていただいている公的システム開発案件は、規模が大きく、かつ迅速な対応が求められていますが、開発力だけでなく、短期間で話を取りまとめていく力も求められ、それにしっかりと対応できたということが、ひとりひとりの成長や自信につながったのではないかと感じています。

 

 当社主力サービス「Q-PASS」においても、リアルイベントの減少から厳しい状況にありましたが、コロナ禍以前からの動きであったバーチャルへのシフトを加速させ、教育・研修の現場でもご利用いただけるような機能を充実させたことにより、これまでと違ったお客様からお声がけいただく機会も増えてきました。また、withコロナという新しい時代に向けて、更なるサービス拡大を準備しています。

 

 そうしたことからも、創業から20年以上がたち、ようやくコプロシステムの世の中から期待される役割が固まってきたのではないかということをすごく感じた年でした。そして、「人が集まるところの管理運営をするプロフェッショナル集団」という実感が持てるようになってきました。

 期待されている役割にきちんと応えられる実力が備わったのは、これまでご用命いただいてきた仕事のそれぞれの現場で、ひとりひとりが経験の中から学びを得て、改善を繰り返し、視野を拡げ、実行力を付けてきたからで、全体の品質が高まってきていることは間違いないと思っています。

 

 グループ会社のコマースバリューやCGM JAPANについても、厳しい状況の中にありましたが、今年やるべきことはしっかりとやり遂げています。越えなければならないことを越えてきた2021年を経て、今年どう飛躍するか、どう次のステージに上がるのかの準備をしてきています。

 

 一昨年から続くコロナ禍で様々なことを考えさせられた1年でしたが、やるべきことをやりつつ、次に何をすべきなのか、常に先のことを考えられたように思います。

 

 

コプログループとしての成長を促す拠点戦略と人材戦略

 マーケティング支援のコプロシステム、EC物流支援のコマースバリュー、海外人材支援のCGM JAPANと各社の機能が明確になり、それぞれが事業会社として力をつけ、機能しはじめた今、この2022年は、「コプログループ」で仕事をしているという意識を「定着させる」ことが大きな目標です。これからはグループ全体の機能や、グループで相乗効果を生むことをさらに意識し、実行していく。皆と一緒に、名実ともに「コプログループ」ということを考えていく礎を築きたいと思っています。

 

 コプログループとしてますます発展していくために、今年は拠点戦略と人材戦略にも、改めて取り組んでいきたいと考えています。

 事業計画に対し、どういった拠点体制で、どのくらいの人数でもって、どのようにそれをやり上げていくのか、また、そのときに社員がどのようなキャリア形成をしていくといいのかも同時に戦略として検討をしていきたいと思っています。

 

 

・地方拠点の拡大

 現在コプログループでは、五反田の本社、埼玉の物流拠点、島根のオペレーション拠点を擁していますが、さらに広げていくことも検討しています。

 その端緒となるのが、1月11日に沖縄県那覇市に開設した「沖縄クリエイションスタジオ」です。詳しくはまた改めてご紹介したいと思いますが、コプロシステムの開発・営業拠点として、ニアショア開発への注力と、ミャンマーでのオフショア開発の中継拠点としての機能を期待しており、グループとしての相乗効果のモデルケースとすべく、営業を開始しています。

 

 コロナ禍もあり、これからますます東京一極集中から地方都市へ分散、移転が進むと考えられます。今、起業家や企業の代表の方と話をしていると、地方への注目も感じます。コプログループとして世の中に役割をいただき、それに応えていくためには、埼玉や島根の拠点の役割を改めて考え、状況に応じまた新たな地方拠点を開設することも前向きに考えていきたいと思います。

 

 

・積極的な採用活動と、スキルアップの仕組づくり

 今春、当社にとって久しぶりとなる新卒採用のメンバーが入社しますが、採用については今後も積極的に活動を行っていく予定です。

 新卒採用でも中途採用でも、若い時からメンバーとなってもらい、これからのコプロシステム、コプログループの中心になってくれる人に育てていく、そういったことにもチャレンジをしていきます。

 

 また、新たな人材の採用に加えて、既存メンバーのキャリアアップやスキルアップについても、今まで以上に考えていきたいと思っており、様々な経験を経て当社に参画していただいているフェローのお二人からもノウハウをいただきながら、試行錯誤を開始しているところです。

 

 スキルアップのきっかけには、仕事をしていく中で培われる経験や知識、知見と、学びから得た知識とがあります。何よりも、仕事をしていく中で得た生きた知識や経験がもっともその後の仕事に活きてくるとは思いますが、業務の中だけでは得られない幅広い学びを得てほしいと願い、現在は、学びから知識を習得する機会を増やすことを検討しています。

 コプロシステムでは過去に、チームビルディングやキャリアデザインのための研修を実施してきたことがありますが、そうした会社主催の研修だけではなく、これからは実務に結び付く研修についても外部の研修サービスも活用しながら、各自が自発的に、それぞれが関心のあることや、業務上必要なステップに合わせて学べるようにできたらと考えています。

 既に、技術メンバーやマネージャー陣での導入を始めており、今後は全社に広げていけるよう、仕組み作りをしている真っ最中です。

 学びの機会を作りつつ、もっと自分のキャリアを考えられるような社内の雰囲気づくりができればと思います。

 

 

チャンスは逸せず、更なるステップアップへ

 設立から20年ほど、代表の私自身が現場に出ていましたが、数年前の体制変更より私がいなくても現場が回るような体制になり、新たなチャレンジを考え実行し、売上規模も変わってきました。

 グループ会社も飛躍の準備を終え、コプロシステムとしても、1つステップアップする時期にあるのではないかと感じています。

 

 新型コロナウイルスも今後どうなっていくのか、わからないこともたくさんありますが、少しずつコロナ禍以前の経済活動に近い動きになっていくと思います。

 そうであれば、2022年は国内で行われるイベントがコロナ禍以前のように、あるいはコロナ禍以前より増えていくことを前提に準備をしていかなくてはなりません。また、コロナ禍での経験をもとに求められることも増えるでしょう。そこにきちんと応えていかなければならない。+αの効果や価値を提供できるように準備していきたいと思います。

 

 今まで動かなかったものが動くということはお仕事をいだけるチャンスも増えるということであり、新たな仕事に取り組むことでひとりひとりがまたひとつ大きく成長するチャンスへと繋がります。そうしたチャンスを逸してしまわないよう、お仕事をいただく準備をしながら新しい年に臨んでいきたいと思います。

 

(代表取締役社長 金田 浩邦)

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