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私たちが取り組んでいること

松江オペレーションセンター開設10年を迎えて

2022.06.20 コプロの取り組み

 こんにちは。松江オペレーションセンターの戸島です。
 
 今回のブログでは、2012年4月のスタートから今年で開設10年を迎えた松江オペレーションセンターについて、さまざまな角度からご紹介したいと思います。
 
 

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(松江市のシンボル・松江城)
 
 

松江オペレーションセンターとは

 島根県松江市にある、コプロシステムのオペレーション拠点で、「入力業務」と「システムオペレーション業務」を担っています。
 「入力業務」とは、主にハガキや手書き書類などのPC入力のことで、アンケートはがきやキャンペーンの応募はがき、申込書類などのアナログな情報をデジタルな情報にするため、データベースに登録する作業を行っています。入力時には、キャンペーンの応募条件を満たしているか、不備などはないかといった判定も併せて行っています。
 「システムオペレーション業務」とは、社内で作成したアプリケーションや外部ツールを用いてデータベースの情報を更新したり、自社システムであるQ-PASS(来場者管理システム)を利用してキャンペーン応募用のWEBページの作成などを行っています。いわゆるシステムを用いた運用サポートです。
 どちらの業務も、正確さが特に求められる業務ですが、案件ごとに細かなルールが異なることもあり煩雑になりやすい部分があります。基本的には単純作業で、ルール自体も簡単なものが多いのですが、どんなスタッフでもミスなく、滞りなく進められるよう、都度手順書も作成した上で対応にあたっています。
 
 

10年という期間の中での変化

 もともとは本社で行っていた入力業務を松江に移行するということでスタートした拠点でした。開設当初は環境の変化もあり、慣れない中での業務でしたが、徐々に業務フローを確立し安定して進めることができるようになると、2015年からはシステムオペレーションの業務も引き継ぎを開始、それに伴い人員も増員し、少しずつですが業務領域を拡大してきました。
 2020年からは、案件に合わせた外部ツールの設定やQ-PASSの設定代行なども松江で進めていけるように準備を開始しました。コロナ禍もあり少し遅れてのスタートにはなりましたが、コロナも徐々に落ち着いてきてイベントも多く開催され始めていますので、今後は外部ツールおよびQ-PASS設定代行業務が本格稼働していく見込みです。
 
 このように、本社で行っている案件対応を、対応領域を明確に分けて業務分担することで本社の負担を減らすという役割で活動してきましたが、2022年2月からは松江オペレーションセンターの所属が運用のPRO²本部から技術本部へと変わり、本社の案件業務の負担を減らすだけでなく、社内ネットワークに関する業務も引継ぎを開始し、技術的なことも徐々に松江中心で進めていけるような方針へとシフトいたしました。
 今年で開設10年、所属本部も変わりましたので、新しいことを進めて行くにはちょうどいい転機と感じています。首都圏でおこる災害の影響を受けにくく、本社で災害がおこるといった緊急時にも対応しやすいという地方でのメリットを最大限に活かして、本社側のサポートだけでなく、松江を中心とした業務を増やして行き、全社的にも業務バランスが良くなるように取り組んでいきたいと思っています。
 
 また、最近では、松江での採用活動にも力を入れております。直近では松江高専で行われた採用説明会に社長の金田自らが参加しました。
 地元で働きたいと希望する方が多くいるものの、地元での働き口が少ないという地方での雇用問題がありますので、双方の問題解決につながるように働きかけていきたいと考えています。
 
 

松江オペレーションセンターの雰囲気

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(ゆめっくす北稜・外観)
 
 2017年2月より、「ゆめっくす北陵」に拠点を移し業務にあたっています。「ゆめっくす北陵」の建物内には他の企業も入っており、その中の一角に松江オペレーションセンターがあります。
 
 松江オペレーションセンターのメンバーは女性が多く、パート・アルバイトの方々にも活躍して頂いています。事務所の雰囲気としては静かで集中できる環境ですが、スタッフの方が困っていそうなら声をかける、スタッフからの質問にはしっかり対応するなどして、みんなが働きやすい環境作りを心がけています。
 業務はデスクワークが中心ですが、入社時にPCの知識は必要なく、スタッフのほとんどはPCをあまり触ったことのない状態からスタートしています。業務の中でだんだんと覚えていけば問題ありません。
 
 島根県はコロナの感染者数自体少ない印象ですが、人口比で見ると多いため、しっかりと対策を行っています。「マスクの着用」「体温チェック」「手指の消毒」はもちろん、共用スペースや入り口ドアなども毎日しっかりと除菌・清掃を行い、清潔な状態を保っています。
 感染対策の一環としてリモートワークが出来る環境も整えています。体調に問題はなくとも経過観察として自宅待機となってしまった場合や、建物内やオフィスで感染者が出てしまった場合には、無理に出社することなく自宅などから遠隔で業務が行えるようにしています。
 また、コプロシステム全体としても、ワクチン接種を希望する従業員が気兼ねなくワクチン接種ができるように特別有給休暇制度を設けています。
 

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(オフィス内の様子)
 
 

松江という町をご紹介!

 最後に、社内でもなかなか松江に来ていただく機会は少ないところもありますので、少し松江市をご紹介したいと思います。
 
 松江オペレーションセンターがある松江市は、経済産業省から「暮らしやすさ日本一」に選ばれています。
 車がほぼ必須ではありますが、手軽な距離に病院やスーパー、コンビニがあり、賃貸も安く地震などの災害も少ないので生活をしていく上での利便性はとても高いです。
 また、四季を楽しむことができるスポットが多くあり、特に桜の季節には様々な場所で綺麗な桜を楽しむことが出来ます。国宝となっている松江城でも花見ができますので、立ち寄った際にタイミングがあえばぜひ観て欲しいと思います。
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 他にもぜひ観て欲しいといった場所がたくさんあります。
 松江オペレーションセンターからそこまで離れた距離ではありませんので、機会があればちょっと足を伸ばしてみていただけると嬉しいです。
 
・神魂神社
 松江オペレーションセンターから車で約20分程度のところにあります。本殿は現存する日本最古の大社造りとなっており、あまり知られていないですが国宝となっています。
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・自然の織りなす風景
 昼休みの間に松江オペレーションセンターからさっと行って帰れる距離に海が見られる場所もあります。また宍道湖に沈む夕日もきれいで、撮影ポイント付近には無料の駐車場もあり夕日が沈む時間帯には賑わっていることが多いです。もう少し足を伸ばせば自然に囲まれた神社などもたくさんあります。
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 仕事の疲れがたまった時などに気分転換として、こうした風景を見て息抜きをして気持ちを切り替えています。仕事をしていく上ではコミュニケーションを取ることや業務を覚えて出来る事を増やすということも大切なことではありますが、それと同じくらいに息抜きをするということも大事だと考えています。
 環境や人によって息抜きの仕方は様々あるかと思いますが、自然を何となく眺めるというのも意外といい気分転換になりますし、生活への活力に繋がっているとも感じています。
 
 地方での強みを活かして業務を行い、拠点拡大に向けても進んでいく一方で、環境の強みを活かした息抜きをしながら一歩一歩着実に成長して進んで行きたいと思っています。
 
 
(松江オペレーションセンター システムオペレーションG 戸島祐助)
 
 
 

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