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フォトエッセイを使った新しいカタチの調査

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こんにちは。Brandux Design(注1)の吉田です。
私が所属する部署Brandux Designでは、消費者や市場を分析する調査を様々行っていますが、今回は、新しい分析手法である「フォトリサーチ」についてお話したいと思います。

(注1)

ブランドとUXの融合に焦点を当て、「経験価値を創出するブランディング」をテーマに2015年から新しく立ち上げた弊社の部署です。

そもそも「フォトリサーチ」は、UXデザインの考え方が土台になっています。
弊社取締役(Brandux Design担当)大久保と、千葉工業大学 安藤昌也教授との対談でも語られていますが(詳しくはこちら)、UX デザインを考える際は、消費者の価値観を捉えるプロセスが欠かせません。
それらを調査する手法として、消費者の行動から思いを明らかにしようとするデザインリサーチが広がってきましたが、BranduxDesignでは、安藤昌也教授にご指導いただきながら、デザインリサーチの手法である「フォトエッセイ」や「KA法」などを組み合わせることによって、従来の定量/定性調査では見つけにくい、消費者理解の新たな視点を簡単に発見できるような調査手法を考えました。

・・・前置きが長くなってしまいましたが・・・
コプロシステムのBrandux Designが考える新しいデザインリサーチ、それが「フォトリサーチ」です。

フォトリサーチとは、
フォトエッセイの手法を参考にして、調査テーマ(商品・サービス・行動など)に関する写真・記述を定量的に集めて、商品やサービスの新しい価値を探索する手法のことです。
・・・と言っても少しイメージがわきにくいので、実際に方法をご説明しますね。

1.Webでフォトエッセイを集める

インターネット上で、ある特定のテーマについてのフォトエッセイ(写真を撮影し、その写真の意味やそこに付随する行動を記述する)を募集します。 例えば、「チョコレートと私」をテーマにして、私が短めのエッセイを作ってみると・・・

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2.価値カードを作る

集まったフォトエッセイをもとに、写真やエッセイに含まれている「テーマ(商品・サービス)の価値」を考え、価値カードを作ります。 例えば先ほどのフォトエッセイだと、「チョコレートで身体に気をつかう価値」とか、まだ満たされていない価値を出すなら、「チョコレートを食べても罪悪感を感じない価値」とか。

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3. 価値マップを作る

価値カードをマッピングして、テーマ(商品・サービス)の価値の関係性や構造を整理した「価値マップ」を作ります。ここでいろんな価値がビジュアル化されるので、様々な気づきが得られます。

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2〜3はワークショップ形式で進めるため、価値を考える過程を体感することができます。
なにより写真を利用するので、通常のアンケート調査よりも回答者の価値観が表れやすく、思いもよらないような価値が見つけられたりするのがとても面白いのです。 新しい価値は商品開発のきっかけにもなりうるので、「まだ自分では気づかないような新しい視点で商品・サービスを考えたい」という方へオススメの手法です。

ちなみに3でできた価値マップは、いろいろなことに活用できると思いますが、例えば、新しい商品・サービスのアイデアを考えたりもできますよ。
例えば先ほどの「チョコレートで身体に気をつかう価値」に注目するとしたら、『健康に良い効果を与えるチョコレート』を商品開発するとしたら、どんなもの?という感じです。
今はない商品のアイデアを考えることは、とてもワクワクしますよね。

実際に「フォトリサーチ」を実施したクライアント様からは、
「思った以上にバラエティに富んだ消費者ニーズが見えてきた」
「消費者が、商品に対して場面ごとにどんな価値を見出しているかが整理できた」
などのようなお声をいただき、私たちも「フォトリサーチ」という調査手法に手応えを感じています。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください!

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