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BrandingをUXデザインの視点で考えてみる。①

こんにちは。コプロシステムの大久保です。今日からコーポレートサイトがリニューアルされました。それに伴い新たに「Think Brand&UX」というブログが立ち上がりました。

当社のマーケティングコンサルティングや制作を担うチーム、Brandux Designのメンバーがさまざまな観点から「Brand」と「UX」について考え、発信をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

その第1回にあたる今回は、チーム名にもある「Brandux」という言葉ができた背景やその意味について、ご紹介したいと思いますので、お付き合いください。

 

 

【Branding × UX Design = Brandux Design】

 

スマートフォンなどの普及を背景に、企業が消費者と絶えずつながることが可能な時代が出現しました。企業にとって、商品を販売することがゴールでは無くなってしまったのです。そうなると、企業は消費者に対し提供すべき価値を「Product(商品価値)」から「Experience(経験価値)」へ転換せざるを得なくなります。それに伴い、私たちの業務も「Product」の企画・開発・デザインの領域から「Experience」の企画・開発・デザインの領域へと広がりつつあります。
 
そのような背景から、2015年の10月に、当社のコンサルティング部門で「買いたくなる商品づくり」を目指して活動してきた「商品計画研究所」を発展解消させ、「Brandux Design(ブランデュクス・デザイン)」という部門を発足させました。
 
「Brandux Design」とは、BrandとUXデザインを融合させた造語です。従来よりのProduct/Serviceを中心とした「Branding」に「UXデザイン」の考え方を取り入れたサービスです。このブログでは、BrandingとUXデザインの融合させるためのさまざまな視点をお伝えしたいと考えています。
 
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【ブランディングは戦争型から恋愛型へ】
 
1960年代〜1970年代の高度成長期にはモノやサービスへの需要が旺盛で、新しい商品を発売し、告知さえできれば商品が売れた時代だったといえます。それに続く1980年代〜1990年代の安定成長の時代に入ってくると、市場のシェア争いが熾烈になってきて、コンペティター(競合会社)をいかに出し抜くか、いかに攻撃するかが企業の課題となります。まさに戦争型のブランディングの時代です。
 
市場が成熟するにつれて、企業同士の競合関係にも変化が起こってきます。従来はコンペティターでは無かったブランドとの競合が発生してくるからです。例えば資生堂は当初、カネボウやP&Gと競合していれば良かったわけですが、美容市場にエステなどの新しいサービスが生まれてくると、TBCやたかの友梨とも戦わなくてはならなくなり、今ではパナソニックやなどの美容家電のメーカーとも戦うことになってしまいます。
 
さらに、戦争型ブランディングの時代は市場シェアを上げていく事が命題になるわけですが、そもそも市場自体が揺らいでいく可能性もあります。携帯電話市場を例にとればiPhoneの出現によってガラケー市場は見事にシュリンクしてしまったのは記憶に新しいところでしょう。破壊的イノベーションによって、市場自体が消滅する可能性すらはらんでいます。
 
そこで、1990年代以降の動きとして、際限なく広がるコンペティターと戦うのでは無く、消費者としっかり繋がっていくブランディングの時代がやってきます。これが恋愛型ブランディングの時代です。敵(コンペティター)と戦うブランディングから、消費者(コンシューマー)に愛されるためのブランディングへの変化です。この流れは2000年以降のソーシャルメディアの台頭によって、さらに加速します。企業と消費者のエンゲージメントが重要になってきたのです。
 
 
【消費者に愛されるブランドになるために何をするのか】
 
恋愛で相手に好きになってもらうためには、相手のことをよく理解しなければなりません。「恋愛型ブランディング」もまず「消費者理解」からスタートします。
 
Amazonのジェフ・ベゾスは強力なコンペティターが出現したときに、社内に次のようなメッセージを発信したそうです。「他社のことを恐れるな、お金を出して商品を買ってくれるのは競合他社ではない。顧客だ。顧客のことにに集中しよう」
 
また、7&iの元会長の鈴木敏文氏も「顧客に本当に満足してもらおうと思ったら、競争相手に勝つのではなく、既存の常識を打ち破らなければならない。なぜなら、真の競争相手は同業他社ではなく、絶えず変化する顧客ニーズだからです」と言っています。
 
消費者理解を通し、顧客(ユーザー)が本当に求めているコトは何かを洞察し、そして彼らの期待以上のコトを提案、提供する。それでこそ愛してもらえるブランドになれるのだと思います。つまり、顧客(ユーザー)中心に捉え、彼らが本当に求めるコト(エクスペリエンス)をデザインし提案することが、恋愛型ブランディングの本質なのではないでしょうか?
 
 
②に続く・・・
 

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