ブログを引っ越しました。

5月 17th, 2011

ブログの引越しのご連絡です。

これまで、こちらで続けていました当「市場のお手入れ」ですが、
新しく下記の場所に引っ越しました。

新「市場のお手入れ」URL

http://www.coprosystem.co.jp/marketingblog/

更新は引き続き、私、棚橋弘季が担当させていただき、
内容も同じようなテーマで続けていこうと思います。

これまで読んでくださった方、引き続き引越先でもお付き合いいただければ。
なお、RSSフィードなどを登録されていた方、ご面倒ですが、登録の変更をお願いいたします。

それでは、引き続き、よろしくお願いいたします。

セミナー「ソーシャルメディア時代の企業Web戦略」の資料を公開

4月 21st, 2011

弊社コプロシステムで私が講師をつとめる形で、3月24日、4月13日、20日の3回にわたって開催したセミナー「ソーシャルメディア時代の企業Web戦略」のプレゼンテーション資料を下記の通り公開しました。

当セミナーでは、現在のようなソーシャルメディアが隆盛の「つながった時代」を、企業が生き抜いていくために取りうる戦略を、さまざまな事例を「共感・共創・共有」の3つに分類して捉えながら紹介しています。

ご興味のある方、ぜひご覧ください。

なお、こうしたセミナーの情報、ソーシャルメディアに関する事例やニュースなどは下記でも常時紹介しています。
よろしければ、フォローまた「いいね!」をお願いいたします。

Tips*Blogがスタート

4月 15th, 2011

弊社コプロシステムの技術スタッフが、Web・モバイルに関するデザイン事例や役に立つTipsを配信していく「Tips*Blog」がスタートしました。


Tips*Blog

第1回目のエントリーでは、Facebookページの活用事例としてUNIQLOの取り組みを紹介しています。

当ブログ「市場のお手入れ」ともども、よろしくお願いいたします。

フェイスブックのユーザー数が国別で分かる-PlaceBook

4月 4th, 2011

PlaceBook」はFacebookの世界各国のユーザー数やユーザー属性などを視覚化するサービスです。


PlaceBook

人口に対するフェイスブックユーザー数の比率で、地図がグラデーションで塗り分けられていて、地図上の国の上にマウスオーバーすると、その国のユーザー数が表示されます。

Structure

「Structure」では、国別のユーザーの年齢構成が調べられます。

日本では26-35歳がボリュームゾーンで40.5%、18-25歳、36−55歳がほぼ同じくらいで25%前後です。
これがインドネシアやバングラデッシュになると25歳以下までで70%になったり、アメリカやイギリス、フランスなどだと18-25歳、26-35歳、36−55歳の3つのセグメントがほぼ25%くらいで均等になっていたりと国別に利用ユーザーの偏り方にも違いが見られます。

Propotions

「Propotions」は人口に対するフェイスブックユーザーの比率を示しています。

日本では1%未満ですが、アジア諸国の利用率は高くてシンガボールが45%であるのを筆頭に、イスラエルで40%、UAEで36%、マレーシアで27%の高い比率となっています。
他の地域ではアメリカで42%、カナダ46%、イギリス46%、フランス30%、アイスランドではなんと59%となっています。

他のデータに関しては、ぜひ「PlaceBook」で確認してみてください。

関連エントリー

Facebook活用事例:4.仮り住まいの輪

4月 4th, 2011

ここまでの3回は海外事例を紹介してきたシリーズ「Facebook活用事例」。
今日は日本での事例を紹介してみようと思います。

仮り住まいの輪

紹介するのは「仮り住まいの輪」という無償で部屋を貸せる人と借りたい人のマッチングサービスです。
以下のような説明にあるとおり、この震災で被災した方を支援するサービスとして立ち上げられました。

「仮り住まいの輪」とは、震災を乗り越え次の一歩を踏み出したいと願う方と、それを支援したいと思う方の思いの輪がつながる、住まい探し/住まい提供のプラットフォームです。
- 「仮り住まいの輪」とは? | 仮り住まいの輪


仮り住まいの輪

このサービスは、発起人であるアートアンドクラフトの中谷ノボルさんの『阪神大震災復興支援の経験と反省を活かし、不動産・建設業界人である私たちが今、専門家としてできることに力をあわせて取り組もう!』という呼びかけに賛同し集まった有志の方々による「仮り住まいの輪 実行委員会」によって立ち上げられました。
全国で400万戸を超える民間の賃貸住宅の空いている部屋を、不足している被災者用住宅として利用するために立ち上げられたマッチングサイトです。サイトの仕組み自体はシンプルな掲示板形式で、以下のような形で貸し出せる部屋が掲載されています。

仕組みとしては「Facebook活用事例:2.Airbnb」で紹介したものに近いでしょうか。

シェアを支えるオンラインのネットワーク

使われなくなっている余剰な資産を、それを必要とする人が利用できるようにするというのは、「[共有]と[アクセス]-「つながった世界」のトレンド」というエントリーでも書いたとおり、シェアビジネスの根幹をなす考えた方です。
今回は震災をきっかけに、こうしたサービスが生まれたわけですが、こうしたことが可能になったのもソーシャルメディアを含めて、オンラインのネットワークがそれまでは不可能であったニーズのマッチングを容易にしたからです。

この「仮り住まいの輪」もまだ立ち上がったばかりで、サイトのサービスも未完成な部分もありますが、Twitterアカウントフェイスブックページを通じて情報発信が行なわれています。

フェイスブックページのほうには、自分も空き部屋を提供しますという声が投稿されています。
被災者自身は、こうした情報を見ることができなくても、そうした人たちとつながりをもつ家族や友人を通じて、この情報が届くことでしょう。まさにソーシャルグラフがその力を発揮するのが、こうした場面なのではないかと思います。

他者との信頼のネットワーク

ちなみに、日本でも終戦以前は9割が借家住まいであり、それが戦後に逆転して住宅の自己所有率が9割を超えたというのをご存知でしょうか?
ひとりひとりにモノが行き渡るようモノを増やすのではなく、余剰がないよう〈所有〉よりも〈利用〉に重点が置かれていたのが、終戦以前までのあり方でした。

シェアのビジネスでは、過去においては当たり前であった、そうした人と人との濃いつながりや信頼が、インターネットの力を通じて復活してきています。単に余剰品を共有できるようにするのではなく、そうしたモノの共有を通じて人と人とがつながりあい、過去にあったような他者との信頼が生じるのがコラボ消費社会のネットワークです。
空き部屋を貸したいと人と旅行などで短期に部屋を借りたい人を結ぶP2Pの物件レンタル仲介サービスAirbnb.comにしても同様です。

チェスキーが祖父にエアビーアンドビーのコンセプトを話すと、「祖父にとってはきわめてふつうのこと、という感じだった。両親の反応は違った。最初はそれがなぜかわからなかったんだ」と言う。のちにチェスキーは、両親はホテル世代だが、祖父やその友人にとっては旅行といえば農場や小屋を泊まり歩くことだったと気付く。エアビーアンドビーは祖父の経験とそう違わない。
- レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』<共有>からビジネスを生みだす新戦略

「仮り住まいの輪」もまだ動き出したばかりのサービスですが、こうした情報とリアルで物理的なサービスの両面で、人と人のつながりを作り支援するものが、こうした他のシェアビジネスとの関連性を感じさせます。
こうしたモデルが、これからのソーシャル社会の1つのサービスモデルになるのではないかと感じさせてくれる新しい動きだろうと思うのです。

このサービスを知り、うれしくなったので、取り急ぎ紹介させていただきました。

関連エントリー

企業のソーシャルメディア活用を支援します。

3月 31st, 2011

昨日、既報の弊社Facebookページへの「Facebookページ作成支援」サービスの案内の掲載にあわせて、ウェルカムページ「コプロシステムとは」に変更してみました(cf.「facebookページ作成サービス」に関するブログ記事)。

以下のように弊社のソーシャルメディア活用に関する支援業務のフレームワークも図で掲載しています。

よろしければ、一度見てみてください。

→ 「コプロシステムとは
→ 「Facebookページ作成支援

facebookページ作成サービス

3月 30th, 2011

弊社コプロシステムのfacebookページ内に「facebookページ作成サービス」の紹介ページを設けました。


「facebookページ作成サービス」のご紹介

本サービスでは、様々な企業の利用目的に応じて、最適なFacebook活用プランをご提案させていただいた上で、Facebookマーケティングに必要なFacebookページの作成、企業サイトなどとの連携などの制作業務をサポートいたします。

単純にFacebookページの制作をお手伝いするだけでなく、商品開発やブランディングなどの業務で培った戦略策定ノウハウにより、それぞれの企業のマーケティング課題に応じたFacebook活用のための戦略立案、アクションプランの作成をお手伝いすることができるのが特徴です。

基本サービス

基本のサービス内容は、以下の通りです。

  • Facebook活用支援コンサルティング
    各企業の皆様が抱えるマーケティング課題、利用目的に応じて適切なFacebook活用プランをご提案いたします。
  • Facebookページ・アカウントの取得代行および基本設定、プロフィール画像の作成
  • Welcomeページほか、カスタムページの制作
    企業やブランドのイメージに合わせた独自デザインおよび内容のページの企画、制作します。
  • 利用目的に合わせたFacebookアプリの導入支援・設定
    ファンとのエンゲージメント、顧客サポート、販促など、各企業のFacebookページ利用目的に応じたFacebookアプリの選定、設定を支援
  • 企業サイトおよびブランドサイト、ECサイト等への「いいね!」ボタンの設置

オプションサービス

ご要望に応じて、以下の内容に関してもサポートいたします。お気軽にご相談ください。

  • FacebookやTwitterなど、ソーシャルメディアを使ったプロモーションの企画
  • プロモーションに必要なキャンペーンページの企画、制作(Twitter連携なども含む)
  • プロモーションに必要な独自Facebookアプリの開発
  • ソーシャルメディア運営ガイドラインの作成
  • 運営チームの体制構築〜教育支援
  • 効果測定指標の検討、効果測定の実施支援

詳しいサービス内容については、こちらよりお問い合わせください。

なお、下記の通り、ソーシャルメディア関連のセミナーの開催も予定しております。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

サービス紹介ページ

関連エントリー

[共有]と[アクセス]-「つながった世界」のトレンド

3月 30th, 2011

TechCrunch Japanの「今後20年の「つながった世界」にとって重要な6つのトレンド」という記事で紹介されている、Wiredの共同ファウンダーであるKevin Kellyによる「これらは大まかに言って、今後20年間を見据えた長期的トレンド」は、私にとってはなかなか納得のいくものでした。

Kellyがあげているのは、Screening[スクリーン化]、Interacting[インタラクション]、Sharing[共有]、Flowing[流れ]、Accessing[アクセス]、Generating[生成] の6つです。

このうち、次の「Sharing[共有]」と「Accessing[アクセス]」については、私が4月13日と20日の両日、講師を務めるセミナー『ソーシャルメディア時代の企業Web戦略』のテーマでもあります。

Sharing[共有] ― 多くの人々がこれをたった今最高水準にあるソーシャルなアイディアだと考えているが、「まだ始まったばかりのプロセス」だとKellyは指摘する。自身のあらゆる行動を追跡する、という要素が関与し始めている、と彼は言う。位置情報、リアルタイム写真、ビデオ等だ。

Accessing[アクセス] ― 今われわれが向かっているのは、情報とメディアはアクセスするものであり、所有するものではないという世界だ。今は[ビデオ配信の]Netflixにそれを見ているが、すぐに音楽も全面的にそうなるだろう。
- 今後20年の「つながった世界」にとって重要な6つのトレンド:TechCrunch Japan

私は、こうした視点からソーシャルメディアを捉えることが実は一番重要で、これまでどおりのマーケティング施策のチャネルの1つとしてソーシャルメディアを捉えたのではあまり効果は望めないと考えています。

セミナーでもそうした視点で「ソーシャルメディア戦略」の一端をお話していますので、興味のある方はぜひご参加ください。4月20日開催のほうはまだ若干余裕がありますので、ぜひ参加登録をお願いいたします。

コラボ消費の21世紀

さて、すこし脱線しましたが、「Sharing[共有]」を「まだ始まったばかりのプロセス」と捉えるのは、私も同感です。昨日もAmazonがクラウド上の音楽保存/ストリーミングサービスを開始して話題になったばかりです。

Kellyは「情報とメディアはアクセスするものであり、所有するものではない」と言っていますが、所有ではなくアクセスするものになるのは情報とメディアに限ったことではありません。今後、さまざまなものが「所有」に重点をおいた提供の形式から「利用」に重点をおいた提供の形式に変化し、共有とそれを利用するためのアクセスが重視されることになるでしょう。

レイチェル・ボッツマンらの言う「何にアクセスできるか、どうシェアするか」で人が定義されるコラボ消費の21世紀が本格的に到来するのは、これからです。

過剰消費の20世紀には、信用履歴や広告、所有物によってその人が定義されたのに対し、コラボ消費の21世紀には、評判や属するコミュニティ、何にアクセスできるか、どうシェアするか、また何を手放すかが、人を定義するだろう。
- レイチェル・ボッツマン&ルー・ロジャース『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』<共有>からビジネスを生みだす新戦略

Sharing、Accessingの影響範囲はとてつもなく広い

ただし、この記事を読んだだけではKellyがすこし「Sharing[共有]」や「Accessing[アクセス]」の対象をデジタルなコンテンツに範囲を狭めて捉えすぎているのではないかという印象を受けます。

しかし、現実には「Facebook活用事例:2.Airbnb」で紹介したエアビーアンドビーや、ソーシャルなつながりをITにより見える化することで成功をおさめているカーシェアリングサービスのZipcarなどに代表されるように、物理的な製品への共有や利用のための効率的なアクセスを可能にすることで新たなビジネスを生み出している例はいくつも見受けられるようになっています。


Zipcar

私たちが想像している以上に、この「Sharing[共有]」や「Accessing[アクセス]」というトレンドの影響範囲は広く、すでにアメリカでは、乳幼児用のおもちゃのレンタルサービスであるBabyPlays.comや、農耕地のシェアリングサービスSharedEarth、おもしろいところではみんなの力をすこしづつ出し合って大きな課題を解決するMicroActionのシェアリングであるifwerantheworld.comなどがサービスを行なっています。


ifwerantheworld.com

Sharing、Accessingが市場環境を一変する

この新しいビジネスが市場環境にとって大きな影響を与えることであろうことは、すでにこれまでもインターネットメディアが新聞社や出版社に、デジタル音楽配信が音楽業界に、電子出版が出版社や印刷業者に、それぞれ大きな変化を促していることをみても明らかでしょう。

エアビーアンドビーがホテルをはじめとする宿泊施設関連の市場を変え、Zipcarが自動車の製造や販売、レンタカーなどの市場を変えていくのはこれからです。

その他にも、こうした例はまだまだあります。

ソーラーシステムをレンタルで提供し、ソーラー発電で得た電力のシェアが可能な仕組みを提供しているSolarCityは電力会社のビジネスに影響を与える可能性をもつでしょう。


SolarCity

zopaに代表される、お金の借り手と貸し手をマッチングさせるソーシャル金融サービスは、銀行など金融市場のビジネスに影響を与えることは不可避でしょう。


zopa

こうした大きな影響力を持っているのが、「Sharing[共有]」「Accessing[アクセス]」というトレンドではないかと思います。
「ソーシャル」というキーワードもこうした大きな視点で捉えることが必要になってきているのではないでしょうか?

大きな市場のイノベーションはまだ始まったばかりです。

Facebook活用事例:3.Livescribe

3月 28th, 2011

先日、3月24日に開催させていただいたセミナー「ソーシャルメディア時代の企業Web戦略」。このような大変な時期にも関わらず、多くの方にご参加いただき、大変ありがたく思っております。
内容に関してもご好評で、4月20日(水)18:30〜、3回目の追加開催を決定いたしました。
Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアを使ったマーケティング事例に留まらず、ソーシャル時代の市場環境におけるシェアビジネスの事例などについても紹介しています。
ご興味のある方、ぜひご参加ください。

参加登録はこちらから→https://www.q-pass.jp/surl/1Hrd

では、引き続き、企業におけるFacebookの活用事例をご紹介していきます。

LivescribeのFacebook利用目的

今回、ご紹介するのは、カメラやFlashメモリ、音声レコーダが内蔵されたデジタルペンであるSmartpenの開発・販売を行なっているLivescribeの事例です。

1回目に紹介したLevi’sは「ファンとのエンゲージメント」やECサイトであるLevi’s.comでの「販売促進」を目的としてFacebookを利用、2回目のAirbnbは自社の推進するシェアビジネスの「ブランディング」を目的としてFacebookを利用していましたが、今回ご紹介するLivescribeは、「エンゲージメント」や「ブランディング」といった目的の他に、「Facebook内での商品販売」と「顧客サポート」でFacebookを利用している事例になります。

Facebookページに限らないことではありますが、自分たちがなぜFacebookページを使ったマーケティング施策を行なうかという目的を明らかにした上で具体的なアクションプランを作成せずに、なんとなく施策を実施してしまうと期待する効果は得られません。これからFacebookページの活用を検討されている方は、まずその利用目的と想定ターゲットを明らかにすることをおすすめいたします。

LivescribeのSmartpen

さて、Livescribeの具体的な事例に入る前に、まずはLivescribeが開発・販売を行なっているSmartpenという商品についても簡単に説明しておきましょう。そうでないと、なぜLivescribeがFacebookを今回ご紹介するような形で利用しているかがイメージしにくいかと思いますので。

Smartpenを含むデジタルペンは、普通のペンと同様に紙に手書きで文字やイラスト等を書くと、その内容をペンに内蔵したメモリーに保存して、いつでもPCやスマートフォンなどで利用できるデジタルデータに変えるように作られたペンを指します。

Smartpenの特徴の1つは、専用ノートに手書きでメモを作成した際に、作成時の音声とノートがリンクした形でFlash movieとして保存することができることです。メモの中で音声を再生したい箇所をクリックするとその時点での録音が再生されます。紙に手書きする良さとデジタルの良さが同居したステーショナリーだと言えます。

言葉だけではイメージしづらいと思いますので、以下のページのサンプルをご覧いただければ。
http://www.livescribe.com/cgi-bin/WebObjects/LDApp.woa/wa/CommunityOverviewPage

もちろん、手書きで作成したメモは、こんな風にFacebookのウォールにも投稿できます。

Smartpenのもう1つの特徴は、スマートフォン同様にアプリマーケットがあり、様々なアプリをユーザーがSmartpenにインストールして利用できるだけでなく、これもiPhoneやAndroid同様にSDKが公開されていて第三者がアプリを開発できるようになっていることです。
文具としての機能を拡張するアプリだけでなく、ゲーム音楽などのアプリもあります。Smartpenは日本では販売されていませんが、ぜひ一度使ってみたいと思わせる亡いようです。

Facebook内でSmartpenを販売

さて、そんなSmartpenを展開するLivescribeですが、どのようにFacebookを活用しているのでしょう。

まず、わかりやすいところからいうと、Facebook上でのSmartpenの販売です。


LivescribeのFacebook内のショップ

上のイメージのように、Facebookページ内にSmartpen本体をはじめ、専用ペーパー、アクセサリ、アプリのショップを展開しています。このショップはLivescribeが独自に開発したアプリによって構築されています。全世界に55万以上あるといわれるFacebookアプリですが、自社の目的にぴったりと合った機能を実現するには、このように独自アプリを開発したほうが適切なケースもあります。

ただし、同じようにFacebookページ内で商品の販売を行なっているフラワーギフトの1-800-Flowers.comが、ショッピングカートなど、 オンラインショッピングをFacebook上で完結させているのに対して、Livescribeでは「BUY NOW」のボタンを押すと、自社サイトのオンラインショッピングに遷移する形を採っています。

Facebookページで顧客サポート

LivescribeのFacebookページでもう1つ特徴的なのが、顧客サポートのための機能をFacebookページ内に設けていることです。


LivescribeのFacebook内の顧客サポート

製品に関する質問ができるのはもちろん、新しいアイデアの提案やバグ等問題点の報告も行われています。この顧客サポートもショップ同様、独自アプリによって構築されています。
オンラインで商品の販売を行ない、スマートフォン同様のオープンなアプリマーケットを展開するLivescribeのビジネスモデルらしい、顧客サポートのあり方ではないかと思います。

同じように、顧客サポートを独自のFacebookアプリで展開している例としては、DELLのTag Teamなどがあります。
こちらも専用アプリで構築された例ですが、DELLの担当者に商品に関する質問を行なえるだけでなく、商品レビューを書いているユーザーにも質問ができるソーシャルメディアらしい機能を備えています。

顧客サポートに、オンラインコミュニティ内でユーザー同士の問題解決の手法を組み込んだ例は、古くからみられますが、このLivescribeやDELLの事例はまさにそうした事例のFacebook版だといえるでしょう。
Twitterでの顧客サポート事例として知られるJetBlue Airwaysの例なども含めて、ソーシャルメディアを顧客サポートに活用することで、顧客満足度を高め、顧客との緊密な絆を築いていく事例は今後増えていくのではないかと思います。

セミナー『これからのWeb集客強化をどう考えていくべきか ~SEO内部施策の強化とソーシャルメディア対応~』

3月 18th, 2011

セミナー開催のお知らせです。

3月24日(木)、4月13日(水)に私が講師を務めさせていただく第10回マーケティングセミナー『ソーシャルメディア時代の企業Web戦略 ~facebook、twitterの本格的活用時代到来にあたり、企業に求められるWeb戦略とは~』とは別に、SEOとソーシャルメディアをテーマにしたセミナーを、4月6日(水)18:30から開催させていただきます。

『これからのWeb集客強化をどう考えていくべきか ~SEO内部施策の強化とソーシャルメディア対応~』と題し、企業のWeb担当者向けに、これからのWebサイトへの集客〜ファン作りに向けた手法についてお話させていただきます。

内容は2部構成となっており、

第1部では、SEO運用ソフト「SEOマスター」を提供されている株式会社Axis代表取締役の藤井慎二郎様を講師にお招きし、「自分でできる最強SEO-seoマスターの実例 ~SEO内部施策の重要性~」と題して、SEO内部施策に関する考え方、課題解決方法をお話しいただきます。

第2部では、弊社・Webディレクターの石川洋樹より「ソーシャルメディアに関するコプロシステムの取り組み」と題して、これから企業がtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアの活用にどう取り組んでいけばよいか、またその活動にコプロシステムはどのような支援ができるかといった点をお話しさせていただく予定です。

参加費は無料です。

詳しい情報は以下のページをご覧いただき、ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。
第1回 テクノロジーセミナー開催のお知らせ『これからのWeb集客強化をどう考えていくべきか』~SEO内部施策の強化とソーシャルメディア対応~

よろしくお願いいたします。